Home Researches CG Gallery Publications Education Members History Contact & Links [English] [Sitemap]

 

Life of Students(研究室配属を控えた学生の皆さんへ)

 

研究室配属を控えた学生の皆さん向けに,研究チームでの年間行事など,研究生活を通じて得られるスキル,修了後の進路の例等に関する情報を整理しました.さらに具体的な事柄は,研究室訪問月間(例年2月頃に学科で統一し実施)の指定日に研究室に足を運んで,学生の皆さんの目と耳で確かめて下さい.なお,指定日以外での訪問を希望する京都大学工学部地球工学科の学部生の皆さんは,日程調整しますので,下記の研究室訪問の受付の連絡先にコンタクトして下さい.

目次

研究室訪問の受付
博士課程に進学を希望する皆さんへ
研究チームの1年
研究チームで修得できるスキル
卒業(修了)生の進路
研究チーム所属の研究室に関するFAQ

 

研究室訪問の受付

京都大学大学院への進学をお考えの他大学の学生の皆さん,社会人博士課程への入学をお考えの皆さん:研究室訪問は随時受け付けております.ご希望があれば,下記までメールにて御連絡下さい.なお,学外からの方(特に社会人博士ご希望の方)は,お考えの内容の概略をメールにお書き添えいただければ幸甚です.


 連絡先:京都大学工学研究科 社会基盤工学専攻       
     後藤仁志研究室 または 原田英治研究室
     E-mail:inq(at)particle.kuciv.kyoto-u.ac.jp
              KHAYYER Abbas研究室
              E-mail: khayyer(at)particle.kuciv.kyoto-u.ac.jp
              (at)=

 

博士課程に進学を希望する皆さんへ

将来研究者を目指して博士課程に進学する皆さんは,SCI journal(Web of Scienceに掲載された有力学術誌,SCI = Science Citation Index)に論文発表することが必須です.SCI journalに掲載されるには厳しい審査(査読)を通過する必要がありますが,当研究チームでは豊富な論文執筆経験を有する教員(複数の教員がSCI journalの編集委員(editorial board)を務めています)が丁寧に指導します.これまでに複数の博士課程学生が,第1著者として執筆した論文がQ1 journal(SCI journalの四分位の最上位レベル)に掲載され,学術振興会特別研究員(DC, PD)や大学教員(助教)の採用に繋がっています(「研究室に関するFAQ」の最後の項目も参照ください).

 

研究チームの1年

4月 
 新4回生・研究室配属
5月 
 土木学会関西支部年次講演会で研究発表(新M1)
 水理学基礎ゼミ,研究チームゼミ開始,修士論文研究開始
 大学院進学希望の4年生向けに院試ゼミ開始.  
 海岸工学論文集・原稿作成(大学院生数名)
6月 
 
7月 
 
8月 
 大学院入試
9月 
 卒論課題決定・卒業研究開始
 水工学論文集・原稿作成(大学院生数名)
10月 
 
11月 
 海岸工学講演会(大学院生数名が研究発表)
12月 
 卒論・修論 中間報告会
1月 
 
2月 
 卒論審査・修論審査
3月 
 水工学講演会(大学院生数名が研究発表)
 4回生卒業・M2修了

卒論でよい成果が得られた大学院生は,海岸工学講演会で研究発表を行います.さらに,大学院生の一部には英文論文の発表を国際会議で行う人も居ます.対象となる国際会議はICCE(International Conference on Coastal Engineering;西暦偶数年の隔年開催),APAC(Asian and Pacific Coasts;西暦奇数年の隔年開催),International SPHERIC(SPH rEsearch and engineeRing International Community) workshop (毎年開催) の他,関連分野の国際会議,シンポジウムです.

特に,私たちの研究チームでは,流体力学基礎や粒子法の理論面の理解を深めるための学生教育を重視しています.具体的には,2つの学生対象ゼミを通年で実施しています.
流体基礎ゼミ:桂水理系研究室の合同学生ゼミです.研究チーム内の学生は勿論,桂の水理系の学生全員が参加するゼミです.若手教員や博士学生がゼミリーダーとなり,流体基礎に関するテキストを精読します.
粒子法ゼミ:研究チーム内の学生を対象として,粒子法の理論に関するテキストを精読します.
また,個々人の研究テーマに関しては,各教員が担当するサブチーム(教員1名+学生数名)にて進めています.
サブチームのミーティングは,教員・学生の都合を考慮して随時開催しています.

 

研究チームで修得できるスキル

研究チームのゼミや日々の研究活動を通じて修得できるスキルには,以下のようなものがあります.


[計算技術・知識]
  ・プログラミング(Fortran, C, 並列処理等)
  ・コンピューターグラフィックス
  ・流体シミュレーション(粒子法)に関する学理

[水工水理系の専門知識]
  ・水工学・海岸工学に関する専門知識
  ・海岸域,水域環境の計画・管理実務に関する専門知識
  ・造波水槽等の水理実験装置および計測機器の使用法に関する専門知識*
                 (注)*実験テーマを選択した場合

[都市計画系の専門知識]
  ・群衆避難シミュレーションを用いた市街地計画

[一般的スキル]
  ・論文執筆能力
  ・学会発表等でのプレゼンテーション技術
  ・専門テーマに関する英語でのコミュニケーション
  ・研究討議等のディスカッション能力

 

卒業(修了)生の進路

当研究チームの卒業(修了)生の進路の例を挙げます.

 ・大学教員(京都大学等),
 ・諸機関研究者(国土総合技術研究所,港湾空港技術研究所等),
 ・公務員(国土交通省,大阪府,兵庫県等),
 ・技術コンサルタント(ニュージェック,日水コン等),
 ・情報・通信(IBM,富士通,NTTデータ等),
 ・エネルギー(東京電力,関西電力,中部電力,電源開発等),
 ・機械・重工業(三菱重工,新日鉄住金),
 ・建設(鹿島建設,大成建設,清水建設,大林組,五洋建設,東洋建設,竹中土木等),
 ・鉄道業界(JR西日本,阪急電鉄,近畿日本鉄道,阪神電鉄,NEXCO西日本等)

 

研究チーム所属の研究室に関するFAQ

研究室訪問の際によくある質問に関してお答えします.

Q: 配属学生の研究テーマはどのようにして決定されますか?
A: 学部配属される4回生に関しては大多数が大学院進学しますので,本格的に研究に取り組むのは秋からです.9月頃に教員から幾つかのテーマを提示して学生諸君の希望に応じて調整します.Khayyer研究室(応用力学講座)は,水理系と構造系のハイブリッド講座ですが,水理系,構造系のどちらに属するかは,5月初旬を目処に決定されます.

Q: 研究チームの特徴はどのようなところですか?
A: 現在は流体シミュレーション・数値流体力学に研究の主軸を置いていますが,チームの母体である後藤研究室は京都大学工学部・工学研究科を本籍とする研究室の中で唯一の海岸工学を専門とする研究室です.そのため,理論・実験・シミュレーションの多方面から海岸域の諸現象を研究しています.また,流体シミュレーションという面では,河川・海岸に区別はなく,水域のあらゆる流体現象を統一的に扱えるシミュレータを開発するという観点で研究している点も特徴の一つです.さらに,都市の群集流動のような一見すると異分野と思われる問題でも流体や粒状体とのアナロジーが成り立つ問題に関しては積極的に取り組んでいます.

Q: 研究環境はどうですか?
A: 桂キャンパスの最新の研究環境で活動しています.研究室は,後藤研,原田研,Khayyer研の各研究室に教員室と院生室があります.院生室には一人約2台のパソコンが揃っており,個人のデスク上に個人専用のパソコンが設置されています.研究のための計算については,学術情報メディアセンターのスパコンおよびC1-1棟のB1階の並列計算機室に配備された当研究室専用PCクラスタ(並列計算機)にリモート接続してjobを実行します.また,実験用の波動水槽等もC1-1棟の地下の波動水理実験室に配備されています.

Q: 毎日の学生の活動はどのようですか?
A: シミュレーション系の研究が主体ですから,活動時間に厳しいで制限はありません.教員は朝8時から夜10時程度までの範囲で研究活動していますが,学生には朝型と夜型の人が居ます.各人の研究テーマに関しては教員が個別に研究指導しますので,担当の教員とスケジュール調整が可能です.個人の自主性を尊重しているので,自己管理がきちんとできる学生諸君については夕方にアルバイト等をしている例もあります.ただし,基礎学力ゼミに関しては,主として夕刻(5限目の時間帯)に実施しており,学生は全員参加しています.

Q: 研究室配属前に勉強しておくことがありますか?
A: 研究者を目指す人なら,流体力学を含む物理学を広く学んおくことを勧めますが,卒業研究や修士課程での研究に関しては個々の理解度に応じて柔軟に対応しています.そのため,卒業研究に特別の前提知識は必要ありません.シミュレーションプログラムをゼロから書くのは難しいと感じる諸君も少なくないと思いますが,研究チームにはこれまで開発してきた標準プログラムが揃っています.これらを学習し,改変・加筆が必要な箇所に関しては,教員や先輩院生が丁寧に指導します.その他のスキルに関しても,ゼミ等を通じて十分な指導が受けられますので,興味を持って意欲的に取り組んでもらえれば,短期間にシミュレーションに関する大幅なスキルアップが可能です.

Q: 大学院受験のサポートはありますか?
A: 大学院受験の勉強は個人が行うものですので専任教員が特別なゼミを行うことはありません.当研究チームでは,院生が主催する大学院受験対策の自主ゼミが恒例化しています.毎年,博士課程や修士課程の先輩学生が中心となり,受験科目の総復習のためのゼミを運営しています.

Q: 大学院進学後に受講する講義は多いと聞きますが,研究との両立に関しては?
A: 大学院講義はM1の前期・後期に相当数あります.講義は全て桂キャンパスのC1棟で実施されますので,講義室と当研究チームの院生室の行き来は容易です.講義前に院生室に来て鞄から教科書・ノートを取り出して講義室に向かい,講義が済んだら院生室に戻るという過ごし方が一般的です.講義の空き時間に院生室で研究したり,教員から研究指導を受けたりも容易です.

Q: 大学院進学後に学費のサポートは可能でしょうか?
A: 奨学金を申請することが基本ですが,それを補う手段として,TA(ティーチングアシスタント)の給与(少額ですが)があります.当研究チームは「Education」のページにあるように多くの学部講義の運営に関わっており,前期・後期に複数のTAを研究室の院生から採用しています.また,民間の奨学金やRA(リサーチアシスタント)の申請など,学費サポートの必要な諸君には出来る限り多くの機会を提供するように努めています.また,特に研究に意欲的な大学院生に関しては,国内・国外の学会での発表にも研究費からの旅費などの出席費用を支出しています.

Q: 修士論文を書くための研究はたいへんですか?
A: 修士論文をまとめるのは,どこの研究室でもそれなりの努力が必要だと思います.考えを整理し,論文にとりまとめる過程に関しては指導教員が丁寧に指導します.後期には数回の経過報告会を実施し,プレゼンやディスカッションの訓練も行いますので,公聴会(論文発表・審査)の準備の助けとなるはずです.

Q: 他大学から大学院に進学することは可能ですか?
A: 修士・博士とも定員の範囲で受け入れ可能です.学部生として配属された学生(定員:各学年最大4名)の大多数が大学院修士課程に進学しますが,修士課程の定員(修士定員:各学年最大7名(学科内5名,学科外2名))には余裕があり,他大学から修士課程に入学を希望される方々を受け入れることが可能です.土木工学を専門としない他大学からの受験生は,特別選考試験制度を利用することができますので,土木工学とは異なる学部課程からの入学も可能です.修士課程に入学するには,8月上旬実施の入学試験を受験して下さい.詳しくは社会基盤工学専攻の入試に関するページを参照下さい. 博士後期課程(博士課程)に関しても入学試験に関しては,社会基盤工学専攻の入試に関するページを参照下さい.当研究チームの教員を受け入れ教員としての受験をお考えの方はご連絡下さい.

Q: 博士課程進学後のサポートに関してはどうですか?
A: 博士課程進学後のサポートについては,研究指導面と学費面を考える必要があります.研究指導面についてですが,博士課程修了後の職業キャリアを考えると,博士課程在学中に如何に注目度の高い業績を挙げるかは極めて重要です.特に国際的に注目されるには,SCI journal(Web of Scienceに掲載された有力学術誌)に論文が掲載されることが必須です.SCI journalに掲載されるには厳しい審査(査読)を通過する必要がありますが,当研究チームでは豊富な論文執筆経験を有する教員が丁寧に指導します.一部の教員は,SCI journalの編集委員(editorial board)の経験を有し,審査の仕組みや査読者の評価のポイントなど,採択に必要な事柄にも精通しています.これまでに複数の博士課程学生が,第1著者として執筆した論文がQ1 journal(SCI journalの四分位の最上位レベル)に掲載され,学術振興会特別研究員(DC, PD)や大学教員(助教)の採用に繋がっています.このように,研究指導面の体制は充実しています.一方,学費面ですが,修了後に返納を必要としないプログラムとしては,学術振興会特別研究員(DC)や京都大学大学院教育支援機構プログラムがあります.特に,学術振興会特別研究員に関しては,応募時(DC1はM2の5月,DC2はD1の5月)にSCI journalに掲載された論文があると採択の可能性が高くなると言われています.当研究チームでは先に述べたようにSCI journalの執筆指導体制を充実させていますので,学術振興会特別研究員に選ばれた学生も多く居ます.在籍教員の中にも学術振興会特別研究員の経験者が複数おり,申請書の作成過程でも種々のアドバイスを行っています.また,京都大学大学院教育支援機構プログラムについても在籍学生が採択されています.

 

 

Page Top